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2012年12月2日

2012年12月2日 代表者コラム:「電気自動車」考


環境イメージ感の強い電気自動車。

最近でも「宮古島市が公用車として電気自動車を導入する」など、
さまざまな自治体などでの導入もあり、県庁舎の入口付近でよく見かける。
実際のところ、電気自動車は、本当に環境によいのか。

電気自動車では、車自体ではCO2等の環境負荷ガスの排出は無いが、
それを別のところで、排出している。

つまり、ガソリンの代わりに使用する「電気」は発電所で作っており、
それらは、風力・太陽光などの自然エネルギー由来もあれば、
火力等の化石燃料由来などが混在している。

上に出てきた、宮古島市のある沖縄電力での直近の電気事業者の環境負荷は、
1kWhを生成するのに発生しているCO2は、「0.692 kg-CO2/kWh」である。

国土交通省がまとめている「自動車燃費一覧(平成24年3月)」によると、
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr10_000014.html
仮に、普通の自動車と、電気自動車が100km走った場合、

(普通の自動車)
車種:マツダ デミオ P3
排出量:1.298L
総重量:1010kg
JC08モード 燃費値  25(km/L)
100km走るのに、
→ 4Lのガソリンが必要
→ 4×2.3Kg- CO2/L= 9.2 Kg-CO2
  ※ガソリン1L のCO2排出量:2.3Kg- CO2/L

(電気自動車)
車種:三菱 iMEV
総重量:1,070kg
JC08モード 燃費値  110 Wh/km
100km走るのに、
→ 110*100=11,000Wh= 11kWh の電気が必要
→ 11kWh × 0.692 kg-CO2/kWh
→ 7.612 kg-CO2

普通の自動車:9.2 Kg-CO2
電気自動車: 7.6 kg-CO2

電気自動車の方が、Co2排出量は、確かに低いが、
間接的には排出しているということを無視してはいけないだろう。

今回、自動車の例として取り上げた、「マツダ デミオ」は、
ガソリン車でありながら、ハイブリッド車並みの低燃費を実現したと称される車。

また、ガソリンのエネルギー効率は20-30%であり、
無駄に捨てているエネルギーもあることから、
その効率を高めることで、さらに発展の余地があるのではないだろうか。

※上の内容は、電気自動車を否定、あるいは当該商品を推奨しているものではなく、
客観的に比較し、考察しただけの内容です。

2012年12月2日 代表者コラム:「電気自動車」考